Oracle Siebel 予測型AMS ― Hero MotoCorpの基幹業務を支える運用
自動車(二輪)・Hero MotoCorp
Impact
数字で見る、実装インパクト
導入効果について、定量的にご紹介します。
100%
リリース時の稼働率
月末・年末の本番リリースで無停止
90%
重大インシデントの削減
能動的監視によりSev2・Sev3を削減
40%
チケット解決の高速化
自動化と最適化されたワークフローによる
20–25%
コスト削減
性能と稼働率の向上による
※ 数値はお客様提供データおよび当社実装記録に基づく実測値です。
Hero MotoCorp様は世界最大の二輪車メーカーであり、新車販売・アフターサービス・部品供給・BIレポートといった基幹業務をOracle Siebel上で運用していました。しかし、負荷時の性能ボトルネック、重厚なカスタマイズ、古いUIが業務を妨げていました。Cubastionは、予測型のアプローチを取り入れた包括的なアプリケーション管理サービス(AMS)を提供し、安定性・効率性・適応性を大きく高めました。
Challenge
基幹Siebelを、止めずに進化させる
事業・技術の両面で生じていた課題をご紹介します。
繁忙期にも止まらない安定性と、増え続ける変更要求への適応が同時に求められていました。
ビジネス面の課題
- 新車販売(NV)・サービス(SV)・部品(PT)の業務継続性の確保
- 繁忙期・大型キャンペーン(Mega Day等)における負荷時の性能維持
- 在庫・サービス・BIレポートを支えるデータ整合性
- 事業の成長に追従する大量の変更要求(CR)への適応
- 5,000を超える顧客接点を支える顧客体験
技術面の課題
- 17アプリ・202インターフェースにわたる複雑なシステム連携
- ピーク時の性能最適化とAPIの安定性
- 大量データのデータ管理と不整合の解消
- 要件に沿った変更要求開発とバグの迅速な解消
- Sev2・Sev3を含む大量チケットのL3本番サポート(Codesk/Zoho)
Solution
予測を取り入れた包括的AMS
提供したソリューションの中核をご紹介します。
体系的なAMSに、リソース最適化と予測モデリングを組み合わせ、先回りの運用を実現しました。
- 包括的AMSフレームワーク:インシデント・問題・変更・リリース管理を体系化し、独自監視ツールXMONで性能を可視化
- リソース最適化と予測モデリング:11名体制の稼働分析(2,090人日 対 必要3,420人日)で再配分し、チケット量を予測
- イノベーションと自動化:反復的なサービス要求を自動化し、手作業を削減して提供を高速化
- 的を絞った技術対応:日次15〜20件のチケットをRCAで分類し、SQL・DBオブジェクト(Procedures/Views/Cron)でデータ整合性を担保
- 本番デプロイ:詳細なレポートと監視のもと、慎重に本番環境へ反映
Capabilities
この事例で実証された提供価値
お客様がCubastionと取り組める領域の一例です。
本エンゲージメントを通じて、以下の専門領域における実装力を実証しました。
- Oracle Siebel の専門性:NV・SV・PT・BIPを17アプリ・202インターフェースで安定運用
- 予測型AMSとアナリティクス:XMONによる監視、チケット量予測、AIを活用したリソース最適化
- データ整合性と自動化:SQL・Cron・DBプロシージャと、月180件超のCRを加速するDISAフレームワーク
Results
数字の背景にある変化
予測型AMSにより、Hero MotoCorpの基幹業務は安定性・効率性・適応性を大きく高めました。本事例で確認された主な効果は次のとおりです。
- 月末・年末の本番リリースで稼働率100%を達成
- 能動的監視によりSev2・Sev3インシデントを90%削減
- 自動化と最適化されたワークフローでチケット解決を40%高速化
- 大型キャンペーン(Mega Day・繁忙期)でも無停止(ゼロ・ディスラプション)を実現
- 17アプリ・202インターフェースのシームレスな連携を維持
- 性能と稼働率の向上によりコストを20〜25%削減
