ダイムラーのインド商用車事業であるDaimler India Commercial Vehicles(DICV)様は、ディーラー業務全体を支えるディーラーマネジメントシステム(DMS) を運用していました。大規模なディーラー・ベンダー網、多数の外部システム連携、機微なデータの管理が求められる中、Cubastionは高度なAMS支援 を提供し、能動的な課題解決と明確な責任所在によって、安定性と運用効率を高めました。
Challenge
大規模DMSの、安定運用という難題
事業・技術の両面で生じていた課題をご紹介します。
大規模な業務とデータを止めずに支えることが、運用上の中心課題でした。
ビジネス面の課題
大規模なディーラー・ベンダー網と在庫・販売・財務にわたる複雑な業務プロセス
明確な責任所在とリスク管理 の必要性
業務継続を支える迅速なインシデント解決 への要求
技術面の課題
Azure Blob・D365・SAP PIなど多様な外部システムとの連携 (データ形式・プロトコル差)
大量データと半年ごとの全車種・部品の価格改定 に耐える性能・拡張性
顧客・財務・在庫など機微データのセキュリティとコンプライアンス
Solution
能動的なAMS支援とサービスデスク
提供したサービスをご紹介します。
インフラからプロセス自動化、サービスデスク運用まで、DMSを包括的に支援しました。
インフラ管理 :Siebel・Azure Blob・D365基盤の開発強化、サーバー監視・パッチ適用・管理
ソリューション運用 :D365のアプリ監視と継続的なパッチ・セキュリティ更新で稼働を担保
プロセス自動化 :マスターデータ管理やデータクレンジング・構成更新などの定型作業を自動化
問題管理 :単一窓口のサービスデスク(8〜20時)で、迅速にインシデント・要求に対応
本番サポート :インシデントのパターン分析とRCAで、優先度を問わず件数を継続的に削減
チケットのトリアージ :発生源(営業・管理・サービス部品等)と重大度(P1〜P4)で体系的に分類・解決
Capabilities
この事例で実証された提供価値
お客様がCubastionと取り組める領域の一例です。
本エンゲージメントを通じて、以下の専門領域における実装力を実証しました。
実利的な最適化と保守 :実用本位のアプローチで、AMSの信頼性と性能を継続的に高める
自動化技術の積極活用 :定型作業の自動化で生産性を高め、手作業を削減
エンタープライズ統合とサービスデスク運用 :複数の外部システムを維持しつつ、単一窓口で安定運用
能動的なAMSにより、DICVのDMSは高い応答性と安定性を獲得しました。本事例で確認された主な効果は次のとおりです。
P1・P2の平均解決時間1分未満 、P3・P4は3分未満 を実現
チケットの即日解決 へのコミットメントにより、安定性・性能・利用者満足を向上
単一の責任所在 を確立し、リソース継続性とリスク低減、意思決定の迅速化を実現
パターン分析とRCAによるインシデント件数の継続的な削減