基幹システムのレガシー脱却(ERP近代化)

「動いているから」が、いちばんのリスクになる。長年使い続けてきた基幹システム——AS/400、自社開発のスクラッチ、あるいは長年運用してきたパッケージ。動いてはいるものの、保守費は年々膨らみ、中身はブラックボックス化し、改修できる人も限られてきた。「動いているから」という理由で先送りにしてきたことが、いま最大のリスクになりつつあります。Cubastionは、ERPNext・Odooなど柔軟で拡張性の高い現代的なERPへ、業務を止めずに段階的に刷新します。

レガシー基幹システムから現代的なERPへ刷新するイメージ

「変えたいが、触れない」基幹システム

受発注、在庫、生産、会計——会社の根幹を支える基幹システムは、簡単には止められません。だからこそ、改修は最小限の継ぎ足しで重ねられ、構造は複雑化し、当初を知る担当者しか触れなくなっていきます。新しい業務やルールに対応したくても、システムが追いつかない。「変えたいが、触れない」——多くの企業が、基幹システムを前に立ち止まっています。

データが示す、「守りのIT」に縛られた現実

経済産業省「DXレポート」によれば、日本企業のIT関連費用の約8割が、現行システムの維持・運営(ラン・ザ・ビジネス)に充てられています。本来、新しい価値を生むために使うべき予算と人材が、古いシステムを「動かし続ける」ためだけに消えていく。さらに、21年以上稼働する基幹システムは約6割にのぼり、老朽化やサポート終了が重なる時期を迎えています。基幹システムの刷新は、もはや「いつか」ではなく「いつ始めるか」の問題になっています。

(出典:経済産業省「DXレポート」)

基幹システムが「重荷」になる、4つの理由

保守コストの肥大化

古い技術・特殊な構成を維持する費用が膨らみ、IT予算を圧迫します。新しい投資の余力が奪われます。

ブラックボックス化

継ぎ足しの改修が重なり、全体像を把握できる人がいなくなります。何がどう動いているか分からないまま、変更が怖くなります。

属人化

特定のベテランしか触れない状態が続き、その人の退職とともに、システムを維持する力そのものが失われます。

変化に追従できない

新しい業務・制度・取引先の要求に、システムが対応できません。現場が手作業やExcelで補い、非効率が積み上がります。

ERPNext・Odooで、「標準に乗せて」軽く、柔軟に

Cubastionは、レガシー基幹システムを、ERPNext・Odooなど現代的なERPへ刷新します。標準機能を軸に、必要な範囲だけをカスタマイズし、軽く保守しやすい形に整えます。

  • 棚卸し・見える化:まず現行システムの機能・データ・連携を棚卸しし、残すもの・捨てるもの・置き換えるものを仕分けます。
  • Fit-to-Standard:「システムを業務に合わせる」のではなく「業務を標準機能に合わせる」ことを基本に、過剰なカスタマイズを避け、保守しやすい形にします。
  • カバーする業務領域:在庫・倉庫管理(WMS)、生産、販売・購買、会計まで、基幹業務を一つの基盤で統合します。
  • データ移行・既存連携:長年蓄積したデータを安全に移行し、当面残すシステム(AS/400・周辺システム等)とも連携させ、段階的に切り替えます。
ERP近代化アーキテクチャ:レガシー基幹システム→移行→現代的ERP(ERPNext/Odoo)

Cubastionのアプローチと実績

  • 止めない段階移行:一度にすべてを置き換える「ビッグバン」ではなく、影響の少ない領域から段階的に移行し、業務を止めずに刷新します。
  • オープンで柔軟な基盤:ERPNext・Odooはオープンソースをベースとし、ライセンスコストを抑えながら、自社の業務に合わせて拡張できます。特定ベンダーへの過度な依存を避け、変化に追従しやすい基盤を保てます。
  • 一貫した対応:要件定義・設計・構築・データ移行・運用まで、一つのチームが担当します。

Cubastionは、ERPNextによるサプライチェーン・在庫管理の実装実績を持ち、需給計画や受発注、在庫・倉庫管理といった基幹業務をERP上で構築してきました。また、自動車ディーラー向けのDigital Service Center(DSC)では、165拠点・月間9万件規模の業務を支える基盤を構築・運用しています。AS/400(IBM i)をはじめとするレガシー環境からのデータ統合・移行にも対応します。2006年の創業以来、400件以上のプロジェクトをすべて納期内に完遂してきました。横浜拠点の日本語対応専任チームが、刷新の計画から運用まで一貫して担当します。

ERP近代化による業務改善ロードマップ:現状→移行→導入後

まずは、現行システムの「棚卸し」から。

いきなり全面刷新を決める必要はありません。Cubastionでは、現行システムの機能・データ・コストを棚卸しし、刷新の優先順位と進め方を整理することから始めます。まずは、「保守費が重い」「あの人しか触れない」と感じているシステムからお聞かせください。

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