生成AIを「導入」から「成果」へ。

日本企業の生成AI導入率は57.7%に達しました。しかし「成果が期待を大きく上回った」と回答する企業は約10%にとどまります(NRI 2025年IT活用実態調査)。導入はゴールではなく、出発点です。Cubastionは、PoCを越えて現場で稼働する生成AIを設計・実装・運用する、エンタープライズAIサービスを提供しています。

「導入」と「成果」の断絶——日本企業のAIが直面する三重苦

生成AIは「やるかどうか」の議論を終え、「どう成果に変えるか」の段階に入りました。しかし多くの日本企業で、PoCは成功しても本番稼働に至らず、稼働しても現場で使われない。この断絶こそが、AI時代の経営課題です。Cubastionは、構造的に何が起きているかを明確にすることから、AIプロジェクトの再設計を始めます。

4つの専門領域で、生成AIを業務に組み込みます

「生成AI」は単一の技術ではありません。用途ごとに、必要なアーキテクチャ・データ設計・運用設計はまったく異なります。Cubastionは、エンタープライズ現場で実証された4つの提供領域を軸に、貴社の業務課題に最適なAIアプローチを設計します。

会話型AI・AIチャットボット

技術サポート・カスタマーサービス・社内ヘルプデスクの問い合わせ対応を、24時間稼働するAIアシスタントが担う領域です。コールセンター依存からの脱却と、応対品質の均質化を同時に実現します。

  • テキスト・音声・マルチモーダル入力に対応した会話型AIの設計と実装
  • 日英バイリンガル運用、現場の専門用語への適応学習
  • 基幹システム・ナレッジベース・チケットシステムとのリアルタイム連携
  • 10,000件以上の会話データで継続学習し、再発問い合わせを構造的に削減

エンタープライズ知識検索・RAG

社内に散在する技術文書・クレーム履歴・サービス記録・規程類を横断する、文脈理解型の検索基盤です。キーワード一致を超えた意味的類似度検索で、ベテランの経験知をAIから取り出せる形に変えます。

  • 構造化メタデータとセマンティック類似度を組み合わせたハイブリッド検索の設計
  • 車種・部品コード・地域・期間など多次元フィルタリングによる精緻な絞り込み
  • 関連案件の自動クラスタリングで、繰り返しパターンを可視化
  • 出典トレース機能で、AI回答の根拠を常に人が検証できる設計

ドキュメントAI・コンテンツ自動化

技術マニュアル、サービスレポート、部品仕様書、契約書——大量の非構造化ドキュメントを、AIが構造化・分類・多言語化し、必要な人に必要な形で届けるサービスです。出版・更新の人的工数を構造的に削減します。

  • PDF・スキャン画像・手書き帳票のOCR・自動構造化
  • 多言語自動翻訳とフォーマット変換による多媒体出版
  • Kafka・マイクロサービス構成による大規模コンテンツライフサイクル管理
  • 変更検知と自動アップデートで、技術情報の鮮度を維持

予測AI・異常検知

製造ラインの品質ばらつき、車両の故障予兆、サービス需要の変動——時系列データと履歴データから「次に起きること」を予測し、事後対応から予防対応への移行を支援する機械学習サービスです。

  • 品質予測・故障予兆検知・需要予測モデルの設計と本番運用
  • センサーデータ・テレマティクス・生産履歴を統合したMLパイプライン
  • 説明可能性(Explainability)を組み込んだ、業務現場で受け入れられるモデル設計
  • 本番デプロイ後のモデル監視・再学習・ドリフト検知まで含むMLOps体制

PoCで終わらないAI——Cubastionの4段階デリバリーモデル

「PoCの成功」と「本番運用の成功」は別物です。多くのAIプロジェクトは、本番化を見据えていない設計のまま実証実験に入り、結果として技術的負債と現場の不信感を残します。Cubastionは、最初の発見フェーズから本番展開後のAMSまで、生成AIを業務資産として定着させるための4段階モデルを採用しています。

発見・診断

業務課題・データ資産・既存システムの状態を構造的に整理。AIで解くべき問題と、AIで解くべきでない問題を切り分けます。

  • 納品物: ユースケース優先順位リスト
  • 納品物: データ可用性アセスメント
  • 納品物: ROI試算と本番化リスク評価

PoC設計・実証

本番展開を最初から見据えた設計でPoCを構築。成功基準は「動いた」ではなく「業務指標で測れる効果」に置きます。

  • 納品物: 動作するプロトタイプ
  • 納品物: 業務指標による効果検証レポート
  • 納品物: 本番展開ロードマップ

本番展開

セキュリティ・統合・スケールを担保した本番システムへ。並行稼働・段階的ロールアウトで業務中断を回避します。

  • 納品物: 本番AIプラットフォーム
  • 納品物: 基幹システム統合
  • 納品物: 現場向けトレーニング

AMS・継続改善

SLAベースの24時間運用、モデル精度の継続監視、再学習・ドリフト検知。AIを「導入物」から「業務資産」へ。

  • 納品物: SLAベース運用体制
  • 納品物: モデル監視・再学習ダッシュボード
  • 納品物: 四半期改善レビュー

自動車業界で「動く」生成AIを納めてきた実績

大手SIは「AI導入」を売ります。Cubastionは「AI成果」を納めます。違いは、自動車業界エンタープライズ環境で実際に本番稼働している生成AIを設計・実装・運用してきた経験値にあります。

自動車エンタープライズAIの本番納品実績

三菱ふそうのTIC Chatbotは、24時間バイリンガル対応のAI技術サポートとして実稼働中です。10,000件以上の整備士からの問い合わせを処理し、解決時間を120分から1分未満に短縮しました。汎用チャットボットでは到達できない、ドメイン特化AIの設計実績があります。

30〜40%のコスト優位性と400件以上の納品実績

オンサイトとオフショアの最適な組み合わせにより、品質を保ちながら大手SI比30〜40%のコスト削減を実現します。2006年の創業以来、400件以上のプロジェクトをすべて納期内に完遂してきた、確実な納品のトラックレコードがあります。

横浜拠点の日本語対応専任チーム

日本の商習慣と意思決定文化に精通した専任チームが、横浜オフィスを中心に対応します。グローバルな技術力と、日本企業の調達・稟議プロセスへの深い理解を組み合わせた、きめ細かなサポート体制です。

本番稼働中の生成AIプロジェクト

Cubastionの生成AIサービスは、自動車業界グローバルOEMの本番環境で稼働しています。以下は、AIが業務指標として測れる成果を生み出している、代表的なプロジェクトです。

TIC Chatbot——技術サポートにAIが新基準を設定

整備士の技術問い合わせがコールセンターに集中し、解決まで平均120分を要していたMFTBCの技術情報センター(TIC)。Cubastionは、Azure AI Servicesベースの24時間バイリンガルAIアシスタントを設計・実装。テキスト・音声・マルチモーダル入力に対応し、整備現場で即座に技術回答を提供する本番システムを構築しました。

Engineering.IA——クレーム調査をAIで再定義

車種・部品コード・地域ごとに分散していた技術クレーム情報を、エンジニアが横断検索できないことがクレーム調査の最大のボトルネックでした。Cubastionは、Azure AI SearchとAzure OpenAIを組み合わせたRAGアーキテクチャを構築。表現の違いを吸収するセマンティック類似度検索と、出典トレースを組み込み、エンジニアの調査工数を構造的に削減しました。

エンタープライズAIに必要な技術を、自社チームで網羅

生成AIの本番稼働には、モデル単体ではなく、検索・データ・運用・セキュリティを統合した技術スタックが必要です。Cubastionは、Microsoft Azureを中核に据えた一貫した技術スタックで、設計から運用までを自社チームで完結させます。

生成AI・LLM

  • Azure OpenAI Service
  • GPT-4 / GPT-4o
  • Azure AI Services(NLP)
  • カスタムLLMファインチューニング
  • プロンプトエンジニアリング

検索・RAG基盤

  • Azure AI Search(ベクトル検索)
  • OpenAIエンベディング
  • ハイブリッド検索アーキテクチャ
  • セマンティック類似度ランキング
  • 出典トレース機構

音声・翻訳・OCR

  • Azure AI Speech
  • Azure AI Translator
  • Azure Document Intelligence
  • Form Recognizer
  • マルチモーダル入力対応

MLOps・運用基盤

  • Azure Machine Learning
  • Kubernetes(AKS)
  • Azure DevOps · CI/CD
  • Prometheus · Grafana
  • モデル監視・再学習自動化

関連するCubastionのAIソリューション

TIC Chatbot

自動車整備・技術サポート向けのAIチャットボット。24時間バイリンガル稼働、解決時間120分→1分未満。

Engineering.IA

RAG×GenAIによるエンジニアリングナレッジ検索基盤。クレーム調査・技術データ活用を再定義。

AI-CMS

AI搭載コンテンツ管理プラットフォーム。技術文書・部品情報のライフサイクルを自動化。

  • サービス
  • 会社概要
  • 事例
  • インサイト
  • お問合せ
  • cubastion.com

「PoC止まり」の生成AIを、現場で動かす段階へ。

現在検討中のAIプロジェクト、または稼働させたが期待通りに動いていない既存AIについて、Cubastionが30分の無料診断で評価します。データ資産・ユースケース優先度・本番化リスクを構造的に整理し、次の一歩を具体的にご提案します。

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