すべての顧客接点を、ひとつのデジタル体験に。

フリート事業者、ディーラー、パートナー各社は、電話・FAX・スプレッドシート・メールを通じて、日々御社とやり取りしています。その一つひとつのやり取りは時間を消費するだけで、資産として積み上がることはありません。Cubastionは、こうした分散した顧客接点を、実際のビジネスが動く単一のポータルへと統合するカスタマーエンゲージメント基盤を、Salesforce Experience Cloud上に構築します。日本の商用車業界における、エンタープライズ規模での実証済みのアプローチです。

チャネルには、それぞれ責任者がいる。顧客体験には、誰もいない。

営業には受信箱があり、サービスにはコールセンターがあり、部品には注文書があり、中古車販売はExcelでオークションを回しています。各部門はそれぞれのやり方で顧客に対応し、顧客は入口ごとに、自分の状況を一から説明し直します。多くの企業は、顧客接点が分断されていることを、すでに認識しています。しかし、それぞれのチャネルは単体では十分に機能しており、しかも別々の責任者に属しているため、全体を修正しようとする人は現れません。結果として、エンゲージメントは人を増やすことでしか拡大せず、顧客データは、やり取りが終わった瞬間に消えていきます。

分断された顧客接点を、Salesforce Experience Cloud上の統合エンゲージメントプラットフォームへ。単一サインオンで会員ポータル・電子入札・部品eコマース・コネクテッドサービスを統合し、入札成約率50%→90%。

顧客はすでにデジタルへ移行した。日本のB2Bチャネルの多くは、まだ追いついていない。

以下の数値は、グローバルなバイヤー調査に基づくものです。日本のB2Bは一般に、この潮流に対して遅れていると見られています。だからこそ、早く動いた企業ほど、際立つ存在になります。

  • 2/3:選択肢が与えられた場合に、対面でのやり取りよりもリモートまたはデジタルセルフサービスを選ぶB2Bバイヤーの割合。
  • 80%:サプライヤーとバイヤーの間のB2B営業接点のうち、現在デジタルチャネルで発生している割合。Gartnerが2025年に予測し、その後のバイヤーデータが裏付けた変化です。
  • 74%:対面や電話でできることは、すべてオンラインでも行えることを期待するビジネスバイヤーの割合。

出典:McKinsey B2B Pulse Survey/Gartner, Future of Sales/Salesforce, State of the Connected Customer

日本のB2Bは、これらのグローバル数値と比べても、顧客チャネルのデジタル化が遅れています。だからこそ、早期に動くことは「当たり前の対応」ではなく、明確な競争優位性になります。

顧客エンゲージメントがスケールしなくなる、4つの理由

分断された顧客接点

各部門がそれぞれのチャネルを運用しているため、統合する作業は顧客自身が担うことになります。状況を繰り返し説明し、進捗を追いかけ、部門ごとに異なる回答をすり合わせる——その負担はすべて、顧客の側にのしかかります。

手作業の営業プロセス

入札・見積・受発注が、メールとExcelの上で進みます。商談は書類仕事のスピードでしか動かず、物理的に接触できる相手しか参加できず、手作業での再入力のたびにエラーが生まれます。

蓄積されない顧客データ

通話は終わり、メールはアーカイブされ、スプレッドシートは上書きされます。顧客の全体像はどこにも存在せず、あらゆるエンゲージメントがゼロから始まり、クロスセルの兆候は見えないまま埋もれていきます。

人員に依存する成長

すべてのやり取りに人手が必要な限り、顧客が増えればバックオフィスも増えます。取扱量とコストが同時に増大する——これは「プラットフォーム」とは正反対の構造です。

顧客接点を「資産」に変える — Salesforce Experience Cloud

Cubastionは、顧客が単にコンテンツを閲覧するのではなく、実際のビジネスを行う場としてのエンゲージメント基盤を設計・構築します。Experience Cloudは顧客がログインする「外部の顔」であり、御社の営業・サービス担当者は、Salesforce内部で同じレコードを扱います。ひとつのポータル、ひとつのログイン、そして基幹システムとのリアルタイム連携です。

  • ひとつのID、多様なサービス:会員サービス、電子入札、部品eコマース、コネクテッドカーサービスが、単一のサインオンのもとで、ひとつの体験を構成するモジュールとして提供されます。
  • デジタル営業チャネル:スプレッドシートベースの入札やオークションが、構造化されたデジタルプロセスに変わります。より広い参加、透明性のある入札、そしてデータとして記録される結果へ。
  • コピーではなく、ライブデータ:CRM・マスターデータ・分析基盤(Siebel、Databricks、Data Cloud)との双方向連携により、顧客が目にする情報は常に最新で、顧客の操作は再入力なしにそのまま実行されます。
  • 標準機能ファースト:Experience Cloudの標準機能を土台とし、ビジネス上どうしても必要な箇所にのみカスタムコンポーネントを追加します。これにより基盤は、軽量で、アップグレード可能で、保守しやすい状態に保たれます。
カスタマーエンゲージメント基盤のリファレンスアーキテクチャ:外部ユーザー→単一サインオン→Experience Cloudポータル(会員・電子入札・部品eコマース・コネクテッドサービス)→Salesforceコア→イベント駆動統合レイヤー→Siebel・Databricks・社内在庫システム。

使われるエンゲージメントプラットフォームを支える、4つの原則

  • ポータルではなく、顧客の「やるべき仕事」から始める:顧客が実際に何を成し遂げる必要があるのか——車両の確認、入札、部品発注、サービスの追跡——そして今日それがどこで破綻しているのかを可視化します。ポータルは、その「やるべき仕事」から逆算して設計します。実際の摩擦を取り除かない機能は、リリースしません。
  • ひとつのID、多様なサービス:顧客が5つの部門のために5つのログインを管理することは、決してありません。新しいサービスはすべて同じサインオンのもとに加わるため、追加のたびにプラットフォームは、分断されるのではなく強化されます。これが、ポータルが「ウェブサイト」から「チャネル」へと育つ道筋です。
  • パンフレットではなく、取引を:プラットフォームが日常的に使われるのは、実際のビジネスがその上で動くときだけです。CubastionはExperience Cloudを基幹システムと双方向に接続し、入札・発注・予約といった顧客の操作が、実際に実行されるようにします。測定可能な成果は、ここから生まれます。
  • 定着を「設計された成果」として扱う:日本市場では、ポータルは既存の関係性を尊重してはじめて成功します。私たちは「共存」を前提に設計します。営業・サービス担当者は関与を保ち、ポータルはその周囲の摩擦を取り除き、展開は段階的に、各段階で利用状況を測定しながら進めます。
段階的移行ジャーニー:現状(分断・手作業/入札成約率 約50%)→移行期(評価・設計・段階導入)→エンゲージメントプラットフォーム(単一ポータル・実際の取引/入札成約率50%→90%)。

日本の商用車業界で稼働する、エンタープライズ規模のエンゲージメント

日本の大手商用車メーカー向けに、CubastionはSalesforce Experience Cloud上で、統合カスタマーコミュニケーションポータル(CCP)を構築しました。フリート事業者向けの会員ポータルに中古車の電子入札モジュールを組み込み、単一サインオンのもとで部品eコマースおよびメーカーのテレマティクス基盤と接続。さらに、Siebel・Databricks・社内在庫システムとリアルタイムで統合しています。Cubastionは2006年の創業以来、400件以上のプロジェクトをすべて納期内に完遂し、横浜を拠点とするバイリンガルチームが、計画から運用まで日本のお客様を支援しています。

50→90%

手作業のExcelプロセスを置き換えた後の、中古車入札成約率。

400+

2006年以来Cubastionが納品したエンタープライズプロジェクト(全件納期内)。

1つに集約

会員・入札・コマース・テレマティクスを横断する、統合ポータル。

関連ソリューション

見積から受注・契約までのプロセスを自動化し、商談のスピードとデータ精度を同時に引き上げます。

販売店・サービス拠点の業務を一気通貫でつなぎ、現場の生産性と本部の可視性を高めます。

生成AIが技術資料を横断し、サポート現場の問い合わせ対応を24時間365日支援します。

まずは、顧客接点の棚卸しから。

初日からプラットフォームへの導入を決める必要はありません。まずは現在の顧客チャネル、データの流れ、手作業のプロセスを可視化し、ポータルがどこで最初に「実際の摩擦」を取り除けるかを見極めます。今なおメールとExcelで回している業務について、ぜひお聞かせください。

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